やぎきち (@chomoco02233)さんのおばあちゃんは、過去に「とある事件」を巡り、知り合いと大喧嘩をしたことがあったそう。
90過ぎの祖母が、女子高生が強姦された事件について「11時過ぎに一人で道を歩いてたのが悪い」と知り合いが言うのを聞いて大激怒し「近所の道を何時に歩こうがそこにレイプ犯さえいなければ事件は起きない、女の子に責任は一切ない」と大喧嘩してきた。落ち込んでるけどそんな祖母を自慢に思います
— やぎきち (@chomoco02233) 2016年9月6日
心の底から、おばあちゃんに同意する他ありません。
「我慢できなかった」ですべての罪が正当化されるのであれば、法律など無用の長物。
正確に言うと「誰でもいろいろな事情で色々な場所を歩く、そこでレイプ犯に遭うかどうかはただの偶然だ。やった行為の責任はあくまで犯人にある。男には我慢できないのではなく、男には我慢できないと思って育てるから我慢しなくなるだけだ」と言ったそうです
— やぎきち (@chomoco02233) 2016年9月6日
おっしゃる通り、「夜道を歩くのが悪い」「一人で歩くのが悪い」などといった考え方も、そもそも暴漢がいなければ生まれえない発想です。
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ネットの反応
●こういう90歳になりたい
●これこそが「正論」です。その場で言い返せ、やり返せ、は、「正論」ではない
●全くその通りだと思う
日本では、事件に遭遇する可能性そのものが低いと考えられているせいか、こうした犯罪が起こるたび、自衛の重要性のみを過度に力説する声が方々から聞こえてきます。
しかし…
本当に「悪い」こととは何なのか。本当に「正しい」こととは何なのか。
おばあちゃんは、大切な前提が見失われつつあると感じたからこそ、激怒したに違いありません。