『TVチャンピオン』や『ザ!鉄腕!DASH!!』などへの出演経験もある元マネキン造形師の寝太郎23 (@NET_ARROW23)さんが、一般向けの工作教室を行ったときのこと。
その日は、県から補助金が支給されたため、参加費無料で開催したそうなのですが…
僕は参加者の方から材料費を戴いて工作教室をしているのですが、その日は県から補助金が出るという事で無料で開催でした。すると、いつも同じ場所なのに「暑い」「狭い」と些細なことでクレームになり、とにかく荒れました。
そしてオプション品を説明すると「金取るのかよ!」と叱られたのでした。— 寝太郎23 (@NET_ARROW23) 2016年12月16日
不思議な事にお金を戴いて工作教室をやっている時は参加者の皆さんは僕のことを「先生」と呼んでくれます。
ですが無料で開催すると誰もそう呼んでくれませんし、教室で出たゴミの片付けをしてくれる人も少ないです。
— 寝太郎23 (@NET_ARROW23) 2016年12月16日
無料で開催した教室には、参加費を徴収したときと比べて、マナーの悪い受講生が多数集まる結果に…。
寝太郎さんの気持ちを思うと、やるせません。
「対価」は、受け取る方にとってはもちろん、支払う方のモチベーションを高めるためにも欠かせないものなのですね。
有料の方がお客さま根性でいばってクレームをつける人が多いイメージでしたので、考えさせられました。無料のものを格下と見る心理がはたらくのでしょうかね。単純に無料でやってくる性格がいやしい人というわけではない気がします。
— C_Yuko (@C_Yuko) 2016年12月16日
どちらかというと、向上心から参加する人は金額分の知識を身に付けたい為、教えを請い。
無料の場合は向上心が無くても参加出来る点が変わってくると思います。— 山中島の冒険者 (@Mattun_) 2016年12月16日
業務関係の講習会やセミナーでも、「会社のカネで、業務命令で来てる人」はつまらなそうに聞いている人が多く、「自腹で、時間を捻出して来てる人」は熱心に参加する人が多い…ってのもお約束です(・_・;) https://t.co/qRGmV2ZGsd
— ずんだくるみ (@zunda_kurumi) 2016年12月16日
無料を謳う広告が至る所にあふれる現代において、大切な教訓です。
ネットの反応
●心理学の教科書のサンプルになりそうな事例だ
●技術の安売りは本当にダメ
●うわ、これ、今の日本の色んな問題が濃縮果汁のように詰まってる
考えさせられるエピソードに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。