アムロさん (@amuro_xem)さんが投稿した、「児童相談所の問題」を巡る呟きに注目が集まっています。
今日は児相の元職員の方から話を伺う機会があって、「タクシーが使用不可で職員に機動力がない。189通報されてもまず会議をやってから自転車で現場に向かう。110番の方が早い」「職員が女性ばかりでクソ親の勢いに勝てない。怒鳴られてばかりの仕事なのですぐ鬱になりがち」と構造的にクソな感じだった
— アムロさん (@amuro_xem) 2019年2月9日
子供が好きで保母さんや保健師さん、教職免許を取るような女性を、1人で虐待親のもとにさし向けるシステム自体が崩壊してるように感じました。児相は虐待以外にもたくさんの事案を抱えていて、タスク過多になりがちなのも問題。辞め警マッチョだらけの虐待専門スペシャルフォースを作るべき。
— アムロさん (@amuro_xem) 2019年2月9日
「人数不足より機動力不足、経験不足、パワー不足の方がヤバイ。安倍ちゃんは職員1000人規模で増やすと言ってるけど、たぶん新卒で細腕の女性ばっかり増える。虐待親は介入されると他県に逃げるので、それを追撃、トレースするシステム作りも必要」と非常に現実的な話でした
— アムロさん (@amuro_xem) 2019年2月9日
「単に人手を増やす」だけでは解決しない問題が、多々存在する。
なんとも考えさせられるお話です。
アムロさんも、児童虐待の撲滅に向けては、児相だけでなく他機関の協力が不可欠であると主張しています。
個人的には虐待疑い事案はやはり児童または目撃者、医療関係者などからの通報、即警察介入からスタートした方がいいのではないかと思います。児相が最初に関わるのでは機動力もマンパワーも足りないし、児相自体がそもそも「虐待対応に向いている組織では全くない」。児相を責めても解決しないのでは
— アムロさん (@amuro_xem) 2019年2月9日
ただ欧米みたいにガンガン親を逮捕する流れは日本の人質司法制度のもとではかなり不安が… 子供が嘘をつくことももちろんあるし、大人の促しで事実でない証言をすることも普通にあるわけで、「児相の指導」と「傷害容疑での逮捕」の間に対応の選択肢をもっと増やすべきだと思います。
— アムロさん (@amuro_xem) 2019年2月9日
いまちょうどTBSで児童虐待の特集やってるけど、柏児相では1人の児童福祉司あたり50〜60件の事案を同時並行で扱ってるそうな。うん、無理だね。システムがおかしいね。他国の先進的なシステムをよう知らんけど、うまくいってる国から輸入せんといつまでたっても虐待死はなくならんね
— アムロさん (@amuro_xem) 2019年2月9日
何よりもまず、職員自身が危険に晒されかねない状況を改善していくこと。
その上で、児相に相談が寄せられた場合には、より確実な「調査」を行える体制を整えること。
増員に先んじて、この2つの課題に取り組まない限り、悪循環が続くだけに思えます。
ネットの反応
●元自衛隊員とか、警察OBとかなんとかならんのか
●民間の警備会社と組めればいいのかも?
●沢山の無力な子供が亡くなってる時点で、火事や交通事故レベルの対応が急務かと
小さな命を救うために、我々は何をすべきか。
今後も絶えず考えていかねばならないと思い知らされる一幕でした。