1月27日に行われた、ジャニーズ・嵐の「活動休止」をめぐる会見での出来事。
とある記者が今回の決定に対し、「無責任ではないかという批判もあると思う」という質問を投げかけました。
すると…
活動休止の提案を行ったというリーダーの大野さんよりも先に、櫻井翔さんが即座にマイクを取り、答えます。
我々からの誠意は、およそ2年近くの期間をかけて、感謝の想いを伝えていく期間を設定した。
これは我々の誠意です。
なのでそれが届くように、これからもたくさんの言葉をお伝えし、たくさんのパフォーマンスを見てもらい…
その姿勢と行動をもって、それは果たして無責任かどうかというのを判断していただければと思っています。
その内容は非常に明快で落ち着いたものでしたが、表情には明らかに怒りがこもっていました。
無責任では?って質問に真っ先にマイクを上げて答える櫻井くん、いつだって4人を傷つける奴ら1人残らず抹消するマイルドヤンキーの片鱗を感じて好き。
— おいさん (@Soba_Soba07) 2019年1月27日
このやり取りはネット上でも話題を呼び、ファンからは記者に対する非難の声が殺到。
嵐の会見で「無責任」と言い放ったバカ記者が居て、特別ファンでもない俺でさえカチンときたのだが、それと同時に、表情では怒りを表すも、言葉は丁寧で、且つ真摯に答える櫻井翔さんがカッコ良かった。あのバカ記者、質問のトーンも周りをカチンとさせるわ。
— コメンテーター (@commentator8X6X) 2019年1月27日
しかし…
翌日28日に放送された「news zero」(日本テレビ)で、この件を振り返った櫻井さんの口からは、意外な言葉が飛び出します。
ただ、あのご質問をいただいたおかげで、結果として、キチンと我々の想いの丈が温度を乗せて伝えることができた。
なので先程の質問も含めてですけれども、他にもいろんな角度からのご質問、夜遅くに集まっていただいたりもしていただきましたから。
本当にいろんな質問をしていただけて、お伝えすることができて、それは本当によかったです。
「あの質問があったからこそ、思いの丈を伝えることができた」
このコメントには、隣で聞いていた同番組キャスターの有働由美子さんも「すごいなあ、そうかあ!」と感嘆の声を上げました。
スポニチの桑原さんの無責任発言がなかったら、心ないファンが同じことを大野くんに言っていたかもしれない。そしてそれに対する櫻井くんの責任感溢れる回答も、二宮くんのリーダーを守りながらしっかり自分の意見を伝えるかっこよさも見られなかったかもしれない。会見の場で答えが出てよかったかも
— たるたる (@trtr7dd) 2019年1月27日
アイドルとしてのプロ意識、生身の人間としての感情。
全てをひっくるめて、あるべき自然体を見せる。
これこそ、櫻井さん、ひいては嵐の5人が守り抜いてきた確固たるスタンスであり、「誠意」そのものであると思います。
2020年末まで、残り2年弱。
彼らはこれからも変わらず、全力でファンに勇気と希望を与えて続けてくれるに違いありません。