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ラジオに届いた、壮絶なイジメ体験を綴ったハガキ。直後、中島みゆきの『回答』に鳥肌

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目的の国 (@gtRKRh0Ebj6ZiXm)さんは、人気ラジオ番組「オールナイトニッポン」で、中島みゆきさんがパーソナリティを務めた回における、忘れられないやりとりについて紹介してくれました

 
以下、1984年2月7日に放送されたペンネーム「生きるのって辛いね」さんからの投稿をめぐる、実際の内容の書き起こしです



 
●投稿

みゆきさんこんにちは。

私、世界で1番のブスです。誰が見たってブスです。

 
自分でも分かっています。分かってるんです。

でも人から変な態度とられると、やっぱり傷つくんですよね。

 
周りの友だちから毎日ブスって言われて、街歩いてても吐くマネされて。

学級の男子からは睨まれて、おまけに生徒会長の人からは目の前でいろんなこと言われて。

ああ、目の前が霞んで見えない。字も書きにくい。でも頑張って書きます。

 
私、今年受験です。志望校に願書も出します。

だけど、だけど、その高校には恐い人がいます。

中2の終わり頃、何度も何度も目の前に立って吐くマネして、みんなの笑い者にされました。

同じ高校に入ったら、またイヤなことされて、毎日泣かないといけないのかと思うと勉強できません。

 
死にたいなって思ったり、私が死んだらあの人たち喜ぶだろうなとか考えます。

お母さん恨んだけど、恨んじゃいけませんよね。

ここまで育ててくれたんだもの。

 
みゆきさん、こんな私でも、生きてて良かったって思うことありますよね。

堂々と人前歩けるようになれる日、来ますよね。

その日を夢見て頑張ります。

 
そして、そして、みゆきさんのコンサートの日には、今の私でない私になってみようと思います。

 
●回答

日本中で今のこの番組を聴いてる人。

誰が一番醜く見えるか分かると思います。

 
このハガキをくれたあなた。

そのくらいのこと分かる人が、日本中にいっぱいいると思います。

今あなたの周りにいる学校の、そういうことを言う、あなたを傷つけた仲間だけが人間だと思わないで欲しいと思います。

 
これからいろんな人に会っていくんだと思います。

世の中狭く見ないでくださいね。

 
女の子は、金さえかければある程度いくらでも美人になれると私は思います。

顔ってのはいくらでも造れます、金さえかければ。

でも、金かけて奇麗になれないものもあると思います。

 
コンサートの日は、アンタのままのアンタで、おいでよね。

 
ハガキを送り、ラジオの前で番組を心待ちにしていたであろう女の子にとって…

憧れの人のエールは、どれほど救いになったことでしょうか。

関連:『広い海へ出てみよう』 さかなクンの「いじめ」を巡る12年前の言葉が、今も胸を打つ

 
ネットの反応

●かっこいいなあ

●みゆきさんの言葉はすごく心に響く。私も頑張った。頑張ってる

●辛い時に、みゆきさんの歌で何度も救われた

●こういう人だから、あんな歌が歌えるんだなぁ

 
胸が熱くなる、魂のこもった言葉。

中島さんが持つ人間力の大きさに、改めて圧倒される一幕でした。

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