看護師の@seya_rokaさんがイラスト付きで投稿した、とある認知症患者の方のエピソードに、大きな注目が集まっています。
認知症って周りもだけど本人も辛いんだよって話… pic.twitter.com/bEna9L52oj
— (✿╹◡╹) (@seya_roka) 2018年8月21日
「認知症は、周りもだけど本人も辛い」
今回の投稿には、他のユーザーたちからも共感の声が多数寄せられました。
看護学生です。実習先で、同じような経験をしました。「なんもかんもすぐ忘れてしまうから嫌なの」っておっしゃってました。今まで認知症の方は忘れていることも忘れているのかと思ってたんですけど、違うんですね。ハッとさせられたことを思い出しました。
— 純水 (@Jun_Sui_) 2018年8月21日
はじめまして
うちの母は始めの頃『私これからどうなるの?頭がおかしくなってきてるの?』と言ってました。
私は認めるのが怖くて聞いていないふりをしてました。
不安だった母を無視してた事を後悔してます— ムカちゃん (@adMVBO8cizFkbL2) 2018年8月21日
祖母が亡くなった際、見つかったものです。
私の祖母も認知症でした。
認知症が発覚した当初は祖母がどんなに忘れても親切に何回も教えていましたが、数年経つにつれ厳しい言葉を発していました。
誰でも記憶は無くしたくないもので、祖母だってそれは同じだったはずなのにと、今でも後悔しています。 pic.twitter.com/CUDFSApDpV— さとまる@ダイエット-30kg達成 (@Suger_lamp) 2018年8月22日
肉体的や精神的にダメージを受けることがあっても、「Aさんの書いた文字は、今でも私を看護師に戻すスイッチになっている」と語ったseya_rokaさん。
実際の現場、そして人々の心の中には…この呟きすらも遥かに超える、我々には想像もつかないような苦難が渦巻いているに違いありません。
ネットの反応
●認知症に限らず、話し言葉でのコミュニケ―ションが前提の場面では、知的障害の人、ろう、難聴の方、吃音や緘黙の人は伝えたい事があることすらわかってもらえない場面があります
●不安な時は手を握ったり肩を組んだりして話を聞いてあげるだけでも少し安心なさいます。悲観的にならずポジティブに接して声かけする事が大事だなぁと思います
●寄り添ってくれたからこその安心感がその方にはあって、言葉にできたのではとも思います
認知症を巡る社会全体の共感と理解が、今後も深まり続けていくよう、心から願っています。