昨今、ワイドショーなどでよく取り上げられる「新型うつ」。
「職場で都合の悪いことに対面すると、気分が沈んだ状態が続く」
「プライベートなど、楽しいことがあるとウソのように元気に」
そんな精神状態を指す言葉として、一部では「甘え」「仮病」などとほぼ同義に揶揄されている印象も否めませんが…
蒼式(あおしき) (@Type_AO)さんは、この状況に疑問を投げかけます。
新型うつっていうけどさ…社会問題になるようなクソ労働環境の合間に好きなアーティストのライブとかいったら、それは「嘘のように元気になる」のではなく「本来はそういう明るい性格なのに会社で病んでる」となぜ考えないのか https://t.co/ETJaohAByG
— 蒼式(あおしき) (@Type_AO) 2018年3月7日
おっしゃる通り…!
「新型うつ」自体はメディアが生み出した造語であり、医学界においては、同様の症状について未だ一律の見解に至っていないといいます。
ただし、こうした精神的不調を訴える人々が確かに存在し、また当人たちにとっては笑い事ではすまない「異常な状態」であるということは、れっきとした現実です。
罵って一蹴するなど言語道断。まずは論理的・客観的な視点から、解決策を考える風潮へと向かうべきではないでしょうか。
ネットの反応
●本当にこれ! 大事なところ!
●立派な病気ですよ
●生きとし生ける社会人が全員同じようなメンタル状況を耐えてんのに、なんでお前らだけ病名もらって遊び呆けられんねんって気持ちで叩いてるんやろな
●新型うつの論点が、最近の若者論や軟弱論から、その人の本来のポテンシャルを出せてないのは社会的にも会社的にも損だよねって認識になってほしいです
「皆同じように我慢している」のならば、まずはその環境の改善へ、一丸となって尽力したいですね。