割り算を筆算で行う場合、学校で教わる一般的なやり方では、「見積もり数」が間違っていたら消しゴムで数字を消し、最初から計算し直さなければなりませんでした。
しかし、大西科学 (@onisci)さんが紹介した以下の改良案なら、そうした書き直しの手間が激減します!
そういえば、ちょっと前に書いた「割り算の筆算で、積を見積もり、間違えたら何度もケシゴムで消してやりなおす仕様になっているのはアルゴリズムとしてまちがっている。オレサマが改良してやろう」の話、娘はこのとおり実用しているらしく、えらく感謝されました。 pic.twitter.com/gQ901BfKnS
— 大西科学 (@onisci) 2017年2月12日
ポイントは、以下の3つ。
ポイント2:小さかった見積もり数は消さず、上に重ねて書いていき、最後に合計を出す
ポイント3:見積もり数が5以上になると予測される場合には、一度5で計算する
なお、マイナスを用いれば、見積もり数がオーバーした場合にも対応できます。
過少見積な例を出しておられましたが、過剰見積でも(負の符号が出るからちょっと見辛いけど)同様に書けますよね。素晴らしい表記だと感じました。ありがとうございます。 @onisci
— りおかんぽす (@riocampos) 2017年2月13日
特に大きな数同士の計算を行う際には、有用となりそうな方法ですね(*´∀`*)
- Twitterの反応
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@onisci 面白い方法です。まるで2進法(コンピュータ内)の割り算を見ているような錯覚に陥りました。
— 河野 真 (@makoto_kohno) 2017年2月12日
@onisci 初めまして。
大変面白いやり方ですね。夫に、この話をしたら、ドイツではこれに近いやり方で割り算の筆算を行なっていると教えてくれました。
また、商を立てる時常に1を立てるようにすると、タイガー手回し計算機の割り算方法と同じになりますよ。— chem (@chem0707) 2017年2月12日
@onisci
50桁÷20桁みたいな場合だと,ぜったいこっちですね.
人道的というか道徳的というか建設的というか…
これだと人間が電卓に勝てる気がする.— ←( ) (@6IOOI9) 2017年2月13日
これは良いなぁ。一発で正しい値が出せないことがよくあるのでいかがなものかと思ってたんだけど、これだと筆算上で補正できるわけだ。究極的には1しか登場しない。もっとも基本的な割り算アルゴリズムの筆算版とも言えなくもない? https://t.co/ppALPLL46X
— TAKEDA, Taigo (@taigoooo) 2017年2月12日
@onisci これは理屈が分かれば「なーんだ」って内容かも知れないけど、ものすごく納得。全体が俯瞰出来るだけで、こんなにも分かりやすくんですね。でも、このような計算方法を一番受け入れられないのは学校の先生なんだろうな…
— 微ヲタ会計士・税理士 岡田章宏 (@okada_cpa) 2017年2月13日