先日、2009年以来の猛吹雪に見舞われ、65cmもの積雪を記録したトルコ・イスタンブール。
数百ものフライトがキャンセルされるなど、経済・交通双方に大きな被害が出た中、人々が何より気にかけていたのは、街に暮らす動物たちの安否でした。
「彼らは神様によって、我々人間に託された存在だ。だからこそ、私たちには面倒を見る義務がある」
そう語る地元の文具店オーナー、セルチュク・バイエルさんを初めとして、一部の住民たちが、ある行動を起こします。
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毛布やヒーターを与えられ、屋根の下で過ごす野良犬や野良猫たち。
市内に立ち並ぶ数々のお店が、玄関を開放し、動物たちを招き入れ始めたのです。
お客さんの中には抗議の声を寄せる方もいましたが、バイエルさんは断固として譲りませんでした。
「不快に感じるのであれば、他所で買い物してください!」という貼り紙を、店の窓に掲示したといいます。
寒さを凌ぐことができ、動物たちは、とても幸せそうです。
種族を越えた助け合いの精神。温かなエピソードに、心を打たれました。
(参照 boredpanda)