職業的ディレッタント (@hide36ous)さんが、目の錯覚についての画像を紹介。
「錯覚かどうかすらも判明できない」と話題になっています。
「何の錯視かすら分からない」レベルの意味が分からない錯視画像が回ってきた
(10分くらい何のことか分からなかった)
人間の視覚の認識とは斯くも斯くも曖昧なのか… pic.twitter.com/egRfxTcXAF— 職業的ディレッタント (@hide36ous) 2016年11月5日
こちらは中京大学の高橋准教授による「曲がり盲」という作品で、日本基礎心理学会の2016年の錯視・錯聴コンテストにて入賞しています。
白・グレー・黒の背景に、線が描かれているイラストですが、いかがでしょうか? どう錯覚なのかわかりますか?
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どうなっているのかというと…
グレーの部分の線は、一見すると直線と波線が互い違いに配置されているように見えますが、じつはすべて同じ形の線なのです!
まじで錯視だとわかんなかったから、わざわざPhotoshop立ち上げちまった。ほんとだ別にカクカクしてないhttps://t.co/raXdtsTPLV pic.twitter.com/MBM4oFNint
— ゆきまさかずよし (@Kyukimasa) 2016年11月5日
S字のどこを強調するかで、直線に見えるか波線に見えるかが違ってくるとのこと。
動物の視覚は生存に有利に働くよう周囲と違うモノが強調されて認識されたり、辺縁部の細かい情報を捨象して中心部の大雑把な情報を素早く把握したりできるようになったと考えられるので、S字型の曲線の中心部が強調されれば直線っぽく見え辺縁の接合部が強調されれば曲線っぽく見えるのは自然ではある
— 職業的ディレッタント (@hide36ous) 2016年11月5日
こういう「生物学的意義」からなんとなく説明はできても(方位選択性の細胞やコントラストに反応する双極細胞ネットワークはあるにせよ)詳細な錯視のメカニズムはよく分からないし、背景が白や黒なら同じ形に見えるのに中間色の灰色なら錯視が発生するのは一体なんでなんや…?
— 職業的ディレッタント (@hide36ous) 2016年11月5日
人間の脳とは、こうもさまざまなものに影響されるものなのですね!
- Twitterの反応
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@hide36ous @hyuki これマジかー!すごいなー!
— kaz-noko (@kaz_noko) 2016年11月5日
@hide36ous 画像をすごくズームしてやっとわかりました……!!!脱帽〜〜。
— あがかん@あいほん割れた (@Agakan_Nakaga) 2016年11月5日
@hide36ous
「人間の意識なんて意志でどうなるものでもない」と感慨。— 根村恵介 (@NEMURAKEISUKE) 2016年11月5日
@hide36ous 10分くらい見たけど、何だかわかりません。(錯視専門ではないけれど、画像処理専門なのですが。)
— Fumihiko Fujiki (@UFOprofessor) 2016年11月5日
@hide36ous 拡大しても曲がってるやん!…と思って中央を見てみたら意図が分かりました。
— 水無月唯&水無月行人 (@yukito0001) 2016年11月5日
わたしも、これが錯視であること自体、分かりませんでした。これは焦ります。 https://t.co/Z8vdRXeGVz
— tos (Okano Tetsuya) (@tostot) 2016年11月6日