そろそろ本格的に暑くなってくる頃。気を付けたいのは熱中症ですが、人間だけでなくペットも熱中症になる危険性があります。
ぜひ対策したいところですが、神奈川県・横浜市の藤井動物病院の公式アカウント (@FujiiACC)が投稿した「ペットの熱中症対策」についての注意が話題になっています。
暑くなると熱中症対策に犬に保冷剤を使用する方がいますが、一部の凍らない保冷剤には車の不凍液と同じエチレングリコールが使われて、食べると緊急治療をしないと、腎不全になり死亡します。保冷剤を咬んだり、ツメで傷つけて中身が出ると、エチレングリコールは甘いため犬は舐めてしまします。要注意
— 藤井動物病院 (@FujiiACC) 2016年5月13日
一部の凍らない保冷剤に使われているエチレングリコールをペットが舐めてしまった場合、腎不全で死亡する可能性があるとのこと。成分の分からない保冷剤の使用は、今すぐにやめましょう。
なお、最近はエチレングリコールを使っていない冷感商品も増えてきていますので、問題がない場合もあります。念のため成分を確認してみてください。
Twitterユーザーの反応は…
@FujiiACC 不凍液、ワインの糖度上げるのに使用して食中毒になった事件思い出した。
— 森蔵 (@kanto2go) 2016年5月18日
これ子どもにも注意だよね。
何するかわからないし何でも口に入れちゃう。 https://t.co/S6AtoABJAY— みゆ (@miyu_akari) 2016年5月16日
イタチにも保冷剤使うことあるけど、破かれないようにプラケースに入れて使ってる。もしくはケージ・キャリー越しに設置して直接触れないように気をつけてる。触れるようにしたらウチの子は間違いなく穴あける…orz https://t.co/oPoLczO3r6
— あゆむ と もぎたてフルーツ (@fruits_to_ayumu) 2016年5月14日
では、熱中症予防に効果的なのは!?
暑くなっているので犬は熱中症に気を付けてください。人間と違い汗をかかないので、体を冷やすにはうちわで扇いだり、扇風機の風では体温は下がりません。身体を冷やすには、直接水をかけ体毛を湿らせて、エアコンのついた部屋にいれたり、首や脇を氷で冷やすと効果的です。
— 藤井動物病院 (@FujiiACC) 2016年5月1日
さらに、水の飲み過ぎにも注意を!
犬は暑いと水を沢山飲みますが、それは体を冷やすために飲むことが多いです。過剰に水を飲むと心臓の悪い子は血流量が増えるために、肺に水がたまり呼吸困難を起こして緊急事態になります。健康な子でも大量の水により下痢を起こす子がいます。暑い日は体を氷などで冷やして水は徐々に与えてください。
— 藤井動物病院 (@FujiiACC) 2016年5月12日
大切な家族を危険から守るためにも、正しい熱中症予防対策を行いたいですね。