🍀いちは🍀 (@BookloverMD)さんが投稿した、新型コロナ流行初期の出来事に注目が集まっています。
コロナ禍の初期、田舎での初感染者は家に石を投げられて窓ガラスが割れ、怖くなって引っ越した。
感染した一人暮らしの学生は、郵便受けに「出ていけ」という紙を入れられ、やはり引っ越した。
あのとき石を投げた人は、今も未感染だろうか?
紙を入れた人の家族は、今もみんな未感染だろうか?— 🍀いちは🍀 (@BookloverMD) July 28, 2022
コロナ禍の初期にあった疾患差別と、1日20万人の現状から、他の疾患に対する差別についても考える機会になることを望む。
たとえば統合失調症、うつ病、発達障害、認知症……。
自分は無関係と思いきり差別していても、コロナと同じく、自分や家族や大切な人が発症するかもしれない。
— 🍀いちは🍀 (@BookloverMD) July 28, 2022
中高生のころ、近所にある作業所に通う人をバカにして、「キチガイ」と呼んでからかっていた。でも、いまは自分がそこに通ってる……。
過去にそういう話をしてくれた人がいて、「いつ自分や家族が発症するか分からない」という警句を書くときには必ず思い出す。
— 🍀いちは🍀 (@BookloverMD) July 28, 2022
以前このエピソードを書いたとき、「自業自得だ!」「因果応報だ!」みたいなリプがついたが、ちがう、そうじゃないんだ……。
その発想は、たぶん、疾患差別と根っこのところでつながっている、あるいはつながろうとしている。
誰にでも起こりえるのが、病気なんだ。
— 🍀いちは🍀 (@BookloverMD) July 28, 2022
おっしゃる通り…。
明日は我が身
未知の病気に対して恐怖心を抱くのは仕方がないことですが、その感情の矛先を疾患した方に向けるのは間違っています。
近隣県での第一号罹患者は自殺して一家離散、家は投石でガラスが割れたり落書きがそのままのようです。もともとご近所付き合いしてた人達は毎日どんな思いで家の中で前を通ってるんだろうと思います。
— ゆゆや (@AzazNooooo) July 28, 2022
誰にでも被りうる被害に対して「あいつが悪い奴だからだ」とレッテルを貼るのは、自分はそうじゃないから被害を受けないと思い込む為の心理的作用なのだそうで…
何の役にも立たない“安心感”の為に悪意にさらされるとかたまったもんじゃないですね https://t.co/6XWDNhM5Pa— たがめ⛩️ (@IIowinMmTrSYZYV) July 28, 2022
感情的になってしまいそうな時ほど、『もしも自分や大切な人が同じ立場になったらどうするか』という視点を欠かしてはなりませんね。
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みんなの反応
●自分の住んでる国がこんなに怖い国だなんて知らなかった。他人を思いやる気持ちがなく自分さえ守れれば良いと思ってる人間の偏った正義感って本当に怖い
●そういう人は、自分や自分の家族が感染したら、被害者面して悲劇の主人公になります。そういうもんです
●これがなかなか理解されていない部分で、患者差別につながっているところだと感じます。差別する側に「自分や親族も罹るかもしれない」という想像力が皆無です
●五体満足を当たり前と思うな。自分に今日があるのは奇跡。20代の頃1つめの疾患出て、その頃からずっと思ってる
考えさせられる呟きに、他のユーザーからも大きな反響が寄せられていました。