医師のるんばーる (@coffee_lumbar)さんが投稿した、とある認知症患者の方のエピソードに注目が集まっています。
うろ覚えだけど認知症患者のご家族が教えてくれた話。
施設に入った認知症の男性が、ある雨の日に傘を二本持ったまま行方不明になった。その男性は駅前でずぶ濡れで発見され、妻は彼を強く叱った。しかし彼女は思い出した。昔、雨の日になるといつも傘を二本持って駅前で待ってくれていた夫の笑顔を。
— るんばーる (@coffee_lumbar) 2020年1月11日
切なすぎる…!
記憶はずっと残る
「思い出すこと」が難しくなっていったとしても…
心に染み付いた記憶は、そう簡単に消えるものではないのかもしれません。
ツイートの内容を読んで、
本人を理解することの大切さを改めて、
思い出させてもらいました。
私も過去に、
障がいのある家族の行為が理解できずに叱ったことがあります。
しかし、それは後で意味がある行為であることを思い出して、
ひどく後悔して、
本人に謝罪して、強く抱きしめました。— 考える人 (@4z4yi4DgRziX8ho) 2020年1月12日
畑が大好きだった婆ちゃんは、畑仕事ができなくなってからも、荒れ果てた畑の片隅の小屋に座ってジッと畑を見つめてたっけ。
僕の顔は忘れてしまっても、きっと婆ちゃんの目には、一面に青々と茂るキュウリやトマトが映っていたんだろうと思う。— RabbitTweet (@rabbitover) 2020年1月12日
もしも自分が、そして家族が認知症になったら。
改めて、想像せずにはいられなくなる一幕ですね。
関連:高齢者と暮らす家族が明かした、病院などで訪れる「切ない瞬間」は…
みんなの反応
●祖母の話思い出した。私の祖父も認知症になり、一人で外出はおろか、買い物なんて全くできない状態だったのに、祖母が風邪で寝込んでしまった時に、風邪薬と栄養ドリンクを買ってきたことがあったらしい
●認知症になった祖父は、子どもの手を引いて出戻った私を見て、必死に記憶を手繰って…『嫁いですぐに死んでしまった娘が子どもを産んで帰ってきた』と笑顔で私を出迎えてくれるようになり、孫(本当はひ孫なんだけどね)も可愛いがってくれた。若くして娘を病気で亡くしたのが相当悲しかったのだと思う
●とても切ないけれど、いい話ですね。人間の愛と優しさというものは認知症に冒されても変わらないということなのかもしれません。夫には想い出の景色がありありと見えていたんですね。妻への溢れる愛情の深さに涙が止まりません。朝から温かい気持ちになれました。ありがとうございます
心を打つお話に、他のユーザーたちからも大きな反響が寄せられていました。