地元の施設から、母猫と子猫のセリーンを引き取ったアメリカ・オレゴン州の保護団体「Cat Adoption Team」。
生後5日のセリーンは新生児ほどの大きさしかなく、へその緒も付いたままでした。
特製の服
それから親子は、里親のシェルビーさんへ一緒に託されたものの…
母猫はセリーンから距離を置き、母乳もあげようとしません。
見兼ねたシェルビーさんが、ミルクを作って子猫にあげると…
相当お腹が空いていたのか、ごくごくと飲み始めます。
やがて順調に元気を取り戻していったセリーンですが、生後1週で自然に取れるはずのへその緒が、2週を過ぎても付いたまま。
母猫が舐めて取ろうとするため、傷口が広がってしまいます。
そこでシェルビーさんは、ふわふわの靴下を子猫用のセーターにリメイク。
さらには、抱っこが大好きな彼女のために、ポーチも作ってあげたそうです。
その後、シェルビーさんが新しい子猫を家で預かるようになると…
友達ができたセリーンは、ますます多くの「飼い猫らしさ」を学んでいきました!
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新しい家族のもとへ
その後、ペットになる準備を終えた彼女が「飼い主募集中」のフロアへと移された結果…
募集を始めてから、なんと5分で引き取り手が見つかったのだとか!
母猫から得られなかった愛情を、たっぷりと注いでもらうセリーン。
これからも温かい家族のもとで、幸せに暮らしていくことを願ってやみません。
(参照:LoveMeow)