米メリーランド州で保護された子猫のバイオレットとパンダ。
猫の発育に影響を及ぼす先天性の代謝異常症を患っていた2匹は…
保護団体「Alley Cat Rescue」に引き取られ、特別なケアを受けながら回復を待つことになりました。
このような疾患を持っている子猫が、野良猫として生きていくのは本当に大変だったでしょう。
施設に来てからも、彼らは決してお互いのそばを離れません。
家具の下に隠れて、一緒でなければ外に出てこなかったと言います。
強い絆
その後、預かりボランティアのエレインさんの元へと引き取られた2匹。
彼らは生後10日の子猫ほどの骨格しか持っておらず、とても病弱で、発達も遅れていました。
他の猫のように鳴いたり、登ったり、ジャンプしたりはできませんが…
幸せそうに連れ立って、辺りをよちよちと歩回ります。
ご飯に至っては、自分の倍ほどの量を食べるのだとか。
困難を抱えながらも、魅力たっぷりに育っていく姿を傍らで見守り続けたエレインさんは…
やがて、彼らと離れることなど考えられなくなってしまいます。
こうしてバイオレットとパンダは…
そのまま、エレインさんに正式な家族として迎え入れられました。
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ずっと一緒に…
2匹とも、膝の上でお昼寝するのが大好き。
パンダがエレインさんに構ってもらうと、バイオレットも負けじと走ってくるのだとか(*´艸`*)
お互いに支え合い、障害と向き合う彼らが…
これからも仲良く、すくすくと育っていくことを心から願っています。
(参照:LoveMeow)