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保護したトリがどんどん人間じみてきて、まるで本当の家族のようになった 17枚

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オーストラリア・ニューサウスウェールズ州ニューポートで暮らすブルームさん一家。夫婦と3人の男の子の5人暮らしだったこの家族に、新しい家族が『1羽』加わりました。

[ada]

 
2013年末、自宅近くで木から落ちて地面に横たわっていた生後3週間程度のカササギフエガラスのヒナを、2番目の息子のノアくんが見つけ、一家で保護しました。

ヒナはかなり弱っていて危険な状態にありましたが、友人の獣医さんのアドバイスを受けながら家族みんなで付きっきりで看病しました。

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体の配色にちなんで『ペンギン』と名付けられたこのヒナは、一家の看病の甲斐もあり、一命を取りとめてすっかり元気になりました。

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やがて順調に成長したペンギンは自由に飛び回れるようになりましたが、外に放しても必ず一家の元へ戻ってくると言います。

たくさんの愛情を受けながら家族の一員として育ててもらったため、自身のことを人間だと思い込んでおり、ちゃんと自分の家に帰ってくるのです。

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お父さんは「ペンギンは子供が学校から帰ってくる3時半頃は家にいます。帰ってきた気配を感じるとさえずり始めるんですよ。」と嬉しそうに話しています。

また、普段ペンギンは夜中まで外を散策しているのですが、朝方は必ず家の庭に帰って来て、子どもたちが登校するまで出かけることはないそうです。

そんなペンギンを子どもたちもとてもかわいがっており、食べる時も、遊ぶ時も、寝る時も常に一緒に過ごしています。

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カササギフエガラスはとても賢い鳥で、こんなふうに人間と遊んだりすることは決してめずらしいことではなく、人間の真似をしたりするのも驚くことではないようです。

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最近のペンギンは、ブルーム家の子どもたちがそうしている様に、家に友達を連れてくることがあるそうです。お父さんによると、数ヵ月前に出会ったカササギフエガラスの雛と遊び始めたようで、家に連れてきて一緒におしゃべりをしていることもあるのだとか。

 
いつの日かペンギンにも同じ仲間の家族ができて、自然に帰っていく日が来るかもしれません。その日まで、ブルーム一家とペンギンが家族として強い絆で結ばれていることを願います。

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でも、もしその日がきたとしても、ペンギンはたまには時間を見つけて、みんなの待つ実家に帰省してくれるのではないでしょうか(*´ェ`*)

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