謎水さん (@nazomizusouti)さんが投稿した、「質と量の相関性」を巡る呟きに注目が集まっています。
アメリカの美大で行われた社会実験。
クラスを2グループに分け、
一方は「作品の質は問わない。数を出せば評価する」。
他方は「作品は一点だけ出せ。その質で評価する」としたそうです。— 謎水さん (@nazomizusouti) 2018年8月1日
結果、「数で評価」のグループは質的にも優れた作品が見られた。
「質で評価」グループはそもそも質が低く、未提出者も多かったとのこと。— 謎水さん (@nazomizusouti) 2018年8月1日
いったい何故こんな差が出るのか。
謎水さんの考えによると…
【私見】
「質」の本質は「数」なんですよ。
駄作でもなんでも、とにかく作ってしまえば自分の欠点が見え、次はここを直そうという向上につながる。— 謎水さん (@nazomizusouti) 2018年8月1日
【私見】
「成果の出る研究に予算を」という文科省方針は、美大の「質で評価する」に繋がるものを感じます。
失敗は若者の特権なんですよ。
若者に「失敗」を許さない社会は先細りだよ。— 謎水さん (@nazomizusouti) 2018年8月1日
なるほど…!
【出典】
この話の出典は映画「スパイキッズ2」のオーディオコメンタリーだから、あんまり真に受けないでね。
社会実験の話は「Art&Fear」という本が元ネタらしいけど読んでないです。— 謎水さん (@nazomizusouti) 2018年8月1日
※スパイキッズ2=2002年に公開されたアメリカ映画『スパイキッズ2 失われた夢の島』。監督のロバート・ロドリゲスは、他にも『デスペラード』『シン・シティ』など代表作を多数持つ。
「スパイキッズ2」のオーディオコメンタリーは素晴らしかった。
Q:あなたはいつ映画監督としての才能に気づいたのか?
A:俺たちに才能なんてない。才能のある奴は美大にいくらでも居た。ただ、彼らはいつのまにか居なくなって、作品を作り続けた俺たちが残ったんだ— 謎水さん (@nazomizusouti) 2018年8月1日
継続することの大切さを、改めて噛みしめるようなお話です。
ネットの反応
●コレこなした数もそうだけど、一番は「手を付けるまでの敷居の低さ」にあると思う。 一つに要求されるものが小さければ、億劫には感じにくい
●たくさん製作すると、いろいろと技術向上やこなせるスピードがあがりますしね
●クリエイトからストレスを除外するって大事だよな
「質」を追求するのは、「数」をこなしてから。
特に何かを始めるときには、この考え方を大切にするべきかも知れません、