生後すぐ母親に捨てられ、息も絶え絶えだったところを、アメリカ・コネチカット州のとある動物病院に運び込まれた子猫。
Baby Pepino takes a nap in Cindy's palm.
酸素マスクを装着させ、懸命な治療を続けた結果、何とか危篤状態から救うことはできたものの…
体調が回復していくに連れて、新たに別の問題が判明します。
Moments after Pepino was born and struggling to live. He had a full tail then!
彼は、生まれつき患っていた「小脳形成不全症」という病気が原因で、真っ直ぐ歩くことが出来なかったのです。
しかし、重いハンディキャップを持ちながらも里親たちに甘え、一緒に遊ぼうと努力するその小さな体からは、懸命に生き抜こうという意志が溢れていました。
そしてある日。
たまたま病院を訪れていた男性・カーメロさんは、思わず心を奪われるような光景に出くわします。
不思議そうに僕を眺める瞳、そして短い尻尾が見えた。
まさに一目惚れ(*´艸`*)
インターネットで小脳形成不全症のことを必死に調べた後、カーメロさんは、子猫を引き取ることを決心しました。
ペピーノと名付けられた子猫は、カーメロさんのもとで元気に成長していきました。
食事のときは歯を痛めないようにソフトシリコン製のお皿を使い、ハグするときは優しく抱き上げてもらいます。
彼は仲間たちを観察し、その様子を出来る限り真似る。
遊んで、膝の上に乗りたがって、抱き上げれば喉を鳴らして、僕を見て手を伸ばす。
ペピーノは、本当に幸せな猫なんだ。
Keiko took his medication and let me give him an insulin injection without complaining. He also scarfed down a full…
「この子と出会ってから、一秒だって後悔を感じたことはない」
そう語る素敵な飼い主さんのもとで、ペピーノはこれからも、素晴らしい日々を送っていくことでしょう(*´∀`*)