Simon_Sin (@Simon_Sin)さんは、昨今のニュースで報じられている「イジメの数が急増した理由」についてツイートしました。
小学校でいじめの数が前年の13倍になったというニュース。と言っても小学校が一年で突如マッドマックスになったわけではなく「いじめの報告をしても評価を下げない」としただけ。前年度までどんだけのいじめ報告が握りつぶされてたんだろうhttps://t.co/MezQogqWv8
— Simon_Sin (@Simon_Sin) 2017年2月23日
発覚件数が増えたのは、イジメそのものが増加しているからではなく、単に「報告がしやすくなった」ため…。
なんとも考えさせられる事実です。
2016年度に那覇市の小学校で起きたいじめの認知件数が、17年1月現在で4338件であることが22日、那覇市議会で報告された。
前年度の327件から急増しているが、市教育委員会などは15年の文部科学省通知を受け、現場の「認知件数の多さで評価が下がる」といった意識を改めた結果とみる。(中略)
市教委によると、教諭が「嫌な気持ちになったらささいなことでも先生に報告して」と児童生徒に伝え、小さないじめも見逃さないよう対応を強化。件数の7割以上は解消しているという。
(参照:沖縄タイムスプラス「いじめ「件数多いと評価下がる」を改めた結果…那覇市の小学校、327件→4338件に」)
「いじめの有無は評価には関係しない」という文科省の通達によって、学校側は早期の認識・対応が可能となり、深刻化の防止にも繋がっているそう。
この傾向は、沖縄市内だけでなく、全国的に広がりつつあるとのことですが…。
@kapikoro_p まあそうなんだけど、この「増えた」件を批判すると他の自治体で同じ動きが出たときに「だからといっていじめ報告を増やすのは批判されかねないのでやっぱり握りつぶし続けよう」となってしまうので純粋に「よくやった偉い」とほめよう(戦略的に
— Simon_Sin (@Simon_Sin) 2017年2月23日
浮き彫りになった学校側の隠ぺい体質には、無論、憤りを覚えます。
しかし、Simon_Sinさんがお仰るように、過去の過ちばかりに焦点をあててしまっては、元も子もない事態になりかねません。
本来のスタートラインに立ちつつある教育現場を、今後、更なるステージへ進めていくためにも…社会全体で、取り組みの成果を支持していく姿勢が求められていると感じました。
- Twitterの反応
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いじめの有無で評価を下げるとか肯定的に評価するとか意味わからんな。
人間が集団行動すれば合わない奴はいるし、あぶれる人間だって出る。
いじめのような事象はあって当たり前で、子は時に残酷なので、それを正しくブレーキするのが大人として教育者として当たり前の仕事となぜ思えないのか…。 https://t.co/Lija1d0a27— あいみん@普通の主婦 (@AimixKuronyan) 2017年2月23日
「問題が出たら評価を下げる」という懲罰が存在しても人は「問題を出さないよう努力する」効果はなく単に「問題が起きてもなかったかのように隠蔽する」ようになるというわかりやすい事例 https://t.co/4djXIJKVfU
— 島村鰐 (@wani_shima) 2017年2月23日
.@Simon_Sin IT業界でも「バグゼロを目指そう」とか、しょうもないスローガンを掲げる現場だと、バグがなくなるのではなく、バグ「報告」がなくなる、みたいなと似てますね。?
— 倉瀬美都 (@clausemitz) 2017年2月23日
本当に、
>前年度までどんだけのいじめ報告が握りつぶされてたんだろう
というのは、ちゃんと検証するべきではないかと思います。 https://t.co/mRvNTTNE2f— 宗像(野良猫の距離感) (@j0psyon) 2017年2月24日
減点方式って害悪でしかないな。 https://t.co/BshZqa1DTB
— しゅんすけ@社長と専務 (@shunsuke_nakano) 2017年2月24日