下半身マヒの娘に自作の車いすを与えた両親は、彼女の「知らなかった一面」に気づく

カナダ、エドモントンで暮らすエブリンちゃんは、生後4ヶ月のときに、神経芽細胞腫(しんけいがさいぼうしゅ)と呼ばれる小児がんを患いました。

腫瘍は脊椎にできていたため、手術で取り除くことができませんでしたが、高度な抗がん剤治療の結果、病気の勢いは徐々に弱まっていきました。

 
しかし…、ほっと胸をなでおろした矢先、両親は医師から、あまりにショッキングな言葉を聞かされたのです。

「エブリンちゃんの胸から下には麻痺が残ります。この先、自分の足で歩くことはできないでしょう」

 
つらく、信じがたい現実。それでも両親は、「娘にもほかの子どもたちと同じように自由に過ごしてほしい」という思いを、どうしても捨てることができなかったといいます。

 
そこで、両親は、あるアイデアを思いつきました。

それは、生後間もないエブリンちゃんでも乗れる、彼女専用の車いすを手作りすること!
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「Pinterest」で赤ちゃん用のDIY車いすの写真を見つけた母・キムさんの提案を受け、父親のブラッドさんは、一晩中、制作作業を行いました。

 
そして完成した車いす。

それに乗って、自由に動き回るエブリンちゃんはとても楽しそうです!
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中古のベビーチェアーをまな板に接着し、下にはキャスター、サイドには子ども用自転車の車輪をつけています。
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方向転換やバックもお手の物! 幼いのに車いすの操作をマスターしたエブリンちゃんに対しては、医師も驚きの声をあげました。
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キムさん、ブラッドさんですら、車いすを作ってあげるまでは、エブリンちゃんがここまで活発な性格だったことには気が付かなかったそう。

彼らはそれぞれに語ります。

「この車いすのおかげで、エブリンは自由になれました。これがあればエブリンも、ハイハイする子どもたちと同じように、いろんなところを探索できるんです」

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「エブリンの適応能力には驚かされました。これからも、『やろうと思えば何でもできる』という信念をもって成長していって欲しいです。この子を止めるものは、何もないのですから」

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優しく子ども思いな両親に見守られつつ、これからもエブリンちゃんは、のびのびと日々を過ごしていくことでしょう。

               
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