CA「機内にお医者様はいらっしゃいますか」→黒人女性医師が手を挙げるも…


産婦人科医のタミカ・クロスさんが、デトロイトからミネアポリスへとへと向かうデルタ航空945便に搭乗していた時の事。

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フライトの最中、彼女の2列前の席に座っていた男性が、突如意識を失いました。

必死に助けを呼ぶ男性の奥さんの声に、専門外とはいえ医師であるタミカさんは黙ってはいられず、急いでシートベルトを外し立ち上がろうとしましたが…

そのときはすぐに男性の意識が戻り、何事も起こらず済みました。

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ところが、それからほどなくして、男性は再度意識を失ってしまいます。

「搭乗している方の中にお医者様はおられますか?」

CAによるアナウンスが機内に響き渡りました。

 
その言葉にすぐさま挙手したタミカさんでしたが、次の瞬間、CAからとんでもない一言を投げかけられます。


「ごめんなさい、でも手を下ろしてもらえる? 私たちは今、本物の医師や看護師を探しているの。あなたに付き合っている暇はないのよ」

 
彼女は必死に自分が医師であると訴えましたが、取りつく島もなかったといいます。

 
その後、「搭乗している医師はコールボタンを押してお知らせください」と再度アナウンスが。

タミカさんがボタンを押しながら先ほどのCAの様子を見ていると、彼女はこんな風に話しかけてきたそうです。

「あら、あなた本当に医師だったの? なら資格を証明できるものを見せてもらえる?」

「何科の医師?」

「どこで働いているの?」

「なぜデトロイトにいたの?」

 
タミカさんが医師であることが信じられないかのように、質問攻めにするCA。

この間彼女は、意識を失ったままの男性のもとへタミカさんが向かうのを阻止するように、立ちふさがっていました。

「私ならあの男性を助けられるから、どいてください」

 
一つ一つの質問に答えた後、タミカさんがそうCAに伝えたときでした。

自分も医師だと言う白人男性が現れたのです。

 
すると、CAは…

「ご親切にどうも。でも彼が助けてくれるようね。彼には資格もあるし」

 
白人男性は「自分は医師だ」と伝えただけ。資格があることを証明したわけでもありません。

にもかかわらず、このCA自身が抱く”医師のイメージ”に合うという理由で、即座に通されました。

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憤慨しながらも、その場は引き下がって座席に着いたタミカさん。

しかし、それから10分ほどして…。

再度このCAは、次にどのような処置を取るべきか、彼女にアドバイスを求めにやってきました。

 
病人の命を救うため、その場は我慢して協力を続けたタミカさん。

CAは何度か謝罪の言葉を口にし、お詫びにマイルの進呈も提案してきたそうですが、無論彼女は、その申し出をやんわりと拒否したそうです。

 
後にタミカさんは、この一連の出来事についてFacebook上に投稿し、こうコメントしました。

「露骨な差別と引き換えのマイルなんて、欲しいと思うはずがない。人種、年齢、性別。どんなものであろうと差別は正しくない」

 
急病によって苦しんでいた男性は、幸いにも無事だったとのこと。

しかし、もしもあのまま無益な押し問答が長引いていたとしたら…、万が一のことになっていたかもしれません。

デルタ航空は、この件について、現在調査中であると回答しています。

 
プライベートならば許されるという話ではありませんが…。

職場、それも人命のかかった場面で、自身のステレオタイプを曲げようとしなかったCAの対応に、絶句してしまいました。

こうしたことが2度と起こらないよう、デルタ航空には、一刻も早い改善が求められます。

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