認知症の父が、ある日ふと発した言葉は…。「亡き父への娘の手紙」に涙が止まらない

旅立ってしまう前に伝えられなかった、たくさんの思いを込めて。

株式会社くらしの友による、故人に宛てた手紙を募集する企画「つたえたい、心の手紙」に寄せられた手紙のなかから、ある女性が亡き父に向けて綴った一通を、鉄拳さんがパラパラ漫画にしました。

ぜひ動画でご覧ください。

「お父さんは愛の人」

動画のキャプチャ画像
優しかったお父さん。女性が困っているときには、いつも助けてくれました。

 
幼いころ、検尿器のフタを失くして泣いていたときには、コルクを削って代わりのフタを作ってくれ、
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工作が苦手な彼女に代わって、宿題として出された防犯ブザーを、徹夜で組み立ててくれたこともありました。
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そして女性は大人になり、めでたく結婚。

しかし、相手の男性との生活はうまくいかず、お腹に子どもを宿したまま、間もなく離婚してしまいます。

実家に戻った女性を、お父さんは変わらぬ笑顔で迎えました。

 
その後、女性は無事に女の子を出産。
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成長していく孫を見守る様子は、女性を育てていた頃と何も変わりませんでした。
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それから、しばらくたったある日。

食事をしているお父さんの様子が、いつもと違いました。

ご飯をぽろぽろとこぼし、床に落ちたものを手でつかんで食べようとします。
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もしやと思った女性が、お医者さんに連れていくと…。

 
診断結果は「認知症」

その日から、大変な介護生活が始まりました。
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少しでも目を離せば、冷蔵庫のものをあさり、危険な場所を徘徊するお父さん。

日々に疲れ果て、女性は泣き出してしまうこともあったそうです。

 
そして時は過ぎ…

女性がお父さんのトイレに付き添い、お尻を拭いていた時のこと。
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昔を思い出し、ふと思い出し笑いをすると…

お父さんが、ゆっくりと呟いたのです。

 
「ご め ん」
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それは、幼いころから女性が何度も耳にしてきた、お父さんの口癖。
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認知症になってしまったお父さん。しかし、娘を気遣う愛情は、かわらずその心の中に残っていました。

 
ずっと迷惑をかけてきたのに、お父さんが優しすぎてつらく、素直に「ありがとう」も言えなかったという女性。

これでやっと、少しだけ、恩返しができた。

彼女の目から、涙があふれました。
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それから間もなく、お父さんは亡くなりました。

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女性は空を見上げ、想います。

「どこまでも優しいお父さん。お父さんは大きな愛の人。私もお父さんみたいな愛の人になるけんね。だって、お父さんの愛から生まれて愛で育った娘やもん」

(参照:「お父さんは愛の人」)

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お父さんは、今も天国から、大切な家族を見守っているに違いありません。

親子の間に結ばれた強い絆に、強く胸を打たれました。

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