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米テキサス州のあるシェルターが一時閉鎖することに。その理由に拍手喝采!

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アメリカ・テキサス州のシェルター”Dallas Animal Services“が、最近、ある理由で一時的に門を閉鎖することになりました。

[ada]

その理由とは…

保護されていた動物たちが全員貰われていったのです。
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なんて素敵な光景なのでしょう。この嬉しいニュースはアメリカでも大きくシェアされました。
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■全米規模の譲渡イベント
シェルターといえば、保護された動物たちで常に飽和状態になっているイメージ。なぜ、こんなことが可能だったのでしょうか?

その理由は、先日催された“Clear the Shelters”という全米規模の譲渡イベントにありました。

 
通常アメリカでは、シェルターから動物を譲り受ける際、その動物が施設で受けた、検査・治療費、ケア費用、ワクチン代など、500ドル前後の手数料を負担する必要があります。

しかし、年1回開かれるこのイベントでは、この手数料が一切免除。ペットを飼いたい人と、新しい家族を求める動物たちを、1組でも多く引き合わせようという、素晴らしい試みなのです。

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ただし、無料で動物を引き渡すとはいえ、欲しい人に適当に譲るわけではありません。

動物を世話する責任をきちんと説明した上で、その動物にとって一番相性や条件が良いと思われた人を選んで、譲渡するという形なのです。

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■イベントの成果
今回の“Clear the Shelters”には、全米に点在する100以上のシェルターが参加しました。

この日、”Dallas Animal Services”だけでも、200匹以上の犬と猫が引き取られたのです。他のシェルターからも、保護していた動物たちが全て引き取られたという驚きの報告が続々と上がりました!

 
結果、今回のイベントによって、テキサスだけで2900匹以上、全米では、なんと17800匹以上の動物たちが1日で引き取られることとなったのです。
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毎年、760万匹もの動物たちがシェルターに保護される可能性があるというアメリカ。新たに保護される動物たちで、またシェルターがいっぱいになってしまう日も遠くないかもしれません。しかし、今回のイベントのように、そんな動物たちが1匹でも助かるように、日々、活動している人たちもたくさんいます。

今回は無料で迎えることとなった動物ではありますが、せめて、悲しい動物たちがこれ以上増えないように、飼い主さんたちにはたっぷりの愛情で、責任を持って育ててもらいたいですね。

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