いい話!大火災で疲れ切った消防士たちへの小さな思いやりが生んだ大きな奇跡

先月、米ニュージャージー州のトヨタ自動車関連施設で起こった大火災。200人以上の消防士が消火活動に尽力したにも関わらず、激しい炎と煙は12時間以上も続き、大きな被害を生みました。

fire_R

 
■消火活動を終えた2人のボランティア消防士
ボランティア消防士のティム・ヤングさんとポール・ハリングスさんは、長時間に及ぶ消化活動を終えて消防局へ戻る途中、”130 Diner”という軽食レストランで朝食を取ることに。
liz1_R

そこでの二人の話題は、やはり先程の火事の話でした。

そして、朝食を食べ終えた帰り際、お会計の伝票を受け取った2人は、書かれていた内容に驚きを隠すことができませんでした。
liz_R

ありがとう!今日の朝食のお代は私がもちます。誰もが逃げ出したくなるような場所へ、いつもあなた達が果敢に飛び込んでくれることへのお礼です。どんな任務であっても、あなた達は勇敢で、立派で、とても強い。度胸がある超カッコいい消防士さんでいてくれてありがとう!ちゃんと休んでね^^ リズより

請求書に書かれていたのは、金額ではなく温かいメッセージ!

どうやら、2人のテーブルの担当ウェイトレスだったリズ・ウッドワードさんが書いたものでした。

 
■労いのメッセージに感動した2人はSNSに投稿
ティムさんとポールさんは、「(裏返しになっていた)請求書をめくると代金が書いていなくて、びっくりしました」とその時の状況を語ります。

「そこに書かれていたメッセージを見て、思わずグッときました。私たち消防士の仕事を、こんな風に気にかけてくれる人がいるんだなと…」
tim

リズさんの思いやりに感動したティムさんは、このお店で起こった出来事の経緯、そして請求書の写真を、自身のFacebookに投稿しました。

そして、「ぜひこのお店に行ってください。そしてもし担当のウェイトレスがリズだったなら、チップを弾んであげてください!」とコメント。

アメリカにおいてはウェイトレスの時給はほんのわずかしかないため、客からのチップによって収入が決まります。”心優しい彼女にたくさんのチップを”という気持ちだったのでしょう。

スポンサードリンク

 
■思いやりの連鎖は終わらない
しかし、このストーリーにはまだ続きがありました。

朝食代をもってくれたリズさんには、脳動脈瘤破裂によって車イス生活を余儀なくされているお父さんがいます。

「車イスに座ったまま乗ることができるバンがあれば、一緒に外出することができる。」お父さん想いのリズさんは、そのバンを買うための資金を貯めているところでした。

同時に、クラウドファンディングサイトで寄付も募っている最中だったのです。
father

 
偶然にも、そのことを知ったティムさんとポールさん。すぐに自らも寄付しただけでなく、他の人たちにも呼びかけ、投稿は次々とシェアされていきました。

そして大火災の翌日、多忙な1日を送っていたリズさんがやっとパソコンを開くと…! 知らないところで動いていた事の次第、そして寄付金の額を見てとても驚きました。

なんと、最初に設定していた17000ドル(日本円にして約210万円)を大きく上回り、25770ドル(約319万円)ものお金が集まっていたのです!
liz2_R

 
後日、全国ネットのニュース撮影のため、ウッドワード家を訪れたティムさんとポールさん。
liz4_R

リズさんとはお店で一度会ったきり、家族とは初対面だった2人ですが、まるで昔からお互いを知っていたように仲睦まじい様子だったそうです。

スポンサードリンク

 
■予定金額の4倍の寄付が集まる
しかし、リズさんのお父さんの状況はこの数日間で変化しました。痙攣を起こし、短期入院を余儀なくされていたのです。

そのため、カスタムメイドでバンを注文しなければならなくなり、当初設定していた金額の4倍ほどが必要になってしまいました。しかしこれに関しても、ティムさんとポールさんは快く手助けを申し出ました。

その結果、無事に予定金額の4倍の68000ドル(約843万円)も達成できたのです。
fund_R

 
リズさんにとっては、日頃の感謝から来る”ほんの気持ち”だった朝食の代金。しかし、そんな小さな思いやりが人の心を動かし、今回のような素晴らしい出来事につながったのでしょう。

心優しい家族に囲まれたリズさんのお父さんが、みんなの想いが詰まったバンに乗り、笑顔で外出できる日が待ち遠しいですね!

スポンサードリンク
この記事が気に入ったら してね
LINE
今、あなたにオススメの記事
あなたにオススメ [PR]