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歩けないなら僕が足になる。3年間 難病の友人をおんぶし続けた中国の高校生 6枚

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もし友達が歩くことができなくなったら、友達の足の代わりになることができるでしょうか? 中国の高校に通う2人の高校生の熱い友情のお話を紹介します。

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筋ジストロフィーに苦しむ友達をおんぶして登下校

中国江蘇省徐州市の大許高校に通う張馳(チャンシー)くんは、筋ジストロフィーという難病を患っていました。

筋ジストロフィーになると、筋力が低下してしまい、歩くことも、姿勢を保つこともままならない状態になってしまいます。

 
高校に入学し、この張馳くんと友達になったのが、謝旭(シェイシー)くんです。

謝旭くんは、張馳くんの様子を目の当たりにし、友達のためにある行動を取りました。なんと二人の住む学生寮から学校まで、張馳くんをおんぶし登下校を始めたのです。

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謝旭くんの身長は173cm、体重は75kg。決して恵まれた体型ではありません。

それでも、来る日も来る日も、ありったけの力を振り絞って、謝旭くんは、難病に苦しむ張馳くんを背負い通学します。

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友情が支える二人の成績は常にトップクラス

謝旭くんの手助けは、登下校だけにとどまりません。

学食へ行く時も、教室を移動する時も、食事や洗濯の時だって、謝旭くんは、当たり前のように張馳くんをフォローし続けます。

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少なくとも日に10回は張馳くんをおんぶする謝旭くん。
そして、張馳くんもまた、この謝旭くんの友情に応え、病気の日以外は一日も休むことなく、勉学に勤しんでいるのです。

その結果、二人の成績は、常に学年でもトップクラスを誇っています。

難病に苦しみながらも頑張る張馳くん、彼の足となる謝旭くん。二人の真摯な姿に、感動を覚えない人はいません。

思いやりの心は伝染する

そして、嬉しいことに、この謝旭くんの優しい気持ちは、他の生徒にも良い影響を与えています。

それまで、他人事として無視していた他のクラスメイトたちも、自然と張馳くんを手助けするようになったのです。

「他人を思いやろう」「真の友情を築こう」「人と人のつながりは宝物」。二人の友情にあふれる姿は、どんな高名な先生の授業よりも、たくさんのことを教えてくれることでしょう。

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家族や親戚ではないにも関わらず、3年間も張馳くんをおんぶし続けた謝旭くん。決して誰にでもできることではありません。

2人が切磋琢磨しながら支えあい、お互いに夢を叶えることを願ってやみません。

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