さようなら、歌丸師匠。『ありがとう』『信じられない』『お疲れ様でした』

7月2日、落語家の桂歌丸さんが81歳でこの世を去りました。

【歌丸さん死去手術前でも笑い】落語家の桂歌丸さんが2日、81歳で亡くなった。手術前の集中治療室では意識がもうろうとする中、かけつけた娘を笑わせ、病気が重なってもへこたれない姿があったという。 https://t.co/lNpKwoEj1V

— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年7月2日

訃報を受け、ネット上には『信じられない』の声が溢れています。

笑点で追悼企画とかやるんだろうな、と思ったけど、楽太郎が悪口言ってると後ろのふすまがスーッと開いて頭に三角のやつつけた歌丸師匠が出てくるところしか想像できない。

— ﾄﾞﾝﾄ (@dontbetrue) 2018年7月2日

歌丸師匠の訃報は水木しげる先生の訃報を聞いた時とおんなじ感覚。
「あの人はずっと死なないと思ってた」

— Haru Shimizu (@Haru628496) 2018年7月2日

変な言い方だけど、歌丸師匠って
俺が子供の頃初めて知ったときから
おじいちゃんで、最後までずっと
おじいちゃんみたいな人だったから、
この先も、何年経ってもおじいちゃんとして
当たり前に居続けるような気がしてたから
人間として当たり前に「亡くなってしまった」ことが
どうも信じられない

— 永月曜（ながつきよう） (@yo_yo_nagatuki) 2018年7月2日

多くの人々の胸に深く刻まれ、そして惜しまれているのは、やはり「自身の死亡ネタ」を巡る軽妙な掛け合い。

全員「お手々ー繋いでー♪お通夜に行ーけーばー♪」
歌丸「どうなったの？」
円楽「遺体が喋った！？」

からの歌丸師匠ブチ切れで全員全没収という流れがほんと好きだったんだ……。

— なこぽん (@nekopone) 2018年7月2日

生ミイラ
やるかじじい
理科室の骸骨
干からびた死体
ハゲ
毛なし脈なし
お前はもう死んでいる
圓楽師匠ー！歌丸今そっちおくりまーす！
自家用車:霊柩車
自家用車2:救急車

歌丸師匠への罵詈雑言は愛が篭ってる

— ヌクトーサ (@NctosaAZ) 2018年7月2日

歌丸師匠逝去。師匠がたばこを出したら緊張した付き人たちが一斉にライターを差し出し、「おいおい、私を火葬にする気かよ！」ってエピソードが大好きでした。

— 宮永忠将 (@hypaspist) 2018年7月2日

特に盟友・6代目三遊亭圓楽さんとの息の合ったやり取りは、番組の肝とも言うべき見せ場でした。

笑点、、歌丸師匠と圓楽さんのやりとりによく笑ってたなぁ

— あほのさかた@じょういしし☆しろやしゃ (@sakatansab) 2018年7月2日

三遊亭楽太郎師匠（現・六代目円楽）がまだ若手だった頃、笑点におけるキャラクター作りに悩んでいた時に手を差し伸べたのが歌丸師匠だった。

「私のことをネタにしなさい」

これ以降、腹黒キャラが確立され、長らく隣同士だった両氏は、30年以上の長きに渡り罵倒合戦を繰り広げる。 pic.twitter.com/5vcfJk6MNP

— チキン (@nico_chicken715) 2018年7月2日

そして…彼が残した言葉は、ときにユーモアのみならず、「人生で大切なこと」も教えてくれています。

歌丸師匠旅立たれたか…。

落語を拝見した際、マナーのよろしくない若いお客が「歌丸ー！」と野次を飛ばしたときも

「目上の人を呼び捨てにしちゃあいけません。どうしてもと言うのならいくらか包んでください」

と粋な注意をなさっておられた。

お悔やみ申し上げます。

— めさ(悪魔) (@yumemityounoshi) 2018年7月2日

歌丸師匠、高校の芸術鑑賞会で、落語を聞かせていただいた。
泣かせる人情もの。。

最後に。

「この高校にはそんなヤツはいないと思うが。

自分より弱い立場の人をイジメる、ダメだ。あれだけはやっちゃいけない。。

やるんなら、自分より強い立場の人に向かえ。そうでなきゃダメなんだ。。」

— なおきち5号@チェロとピアノ♪ (@nuevc) 2018年7月2日

わたしあまり体が丈夫じゃなくて何もできなくなるときがあるんだけど、そんなときは歌丸さんがいつだったか「病気とけんかしちゃあいけない、本気でやったら相手にかなわない。向こうの言い分も聞いて、ある程度は仲良くやっていこう」って言ってたのを思い出して気が楽になる。お疲れ様でした歌丸師匠

— いちひさ (@1HISAxxx) 2018年7月2日

観る人誰もが「師匠」と呼んだ、偉大な笑いの生み出し手。

桂歌丸師匠。
8年ほど前にある広告撮影で一度だけ撮影させて頂いた。決して体調良くはなさそうなのに、カメラ前に立つ師匠は、まるで別人のような覇気を。
仕事終わりに、ハッセル、B&Wで1ロールだけ撮らせてもらえないか？と打診し快く受け入れてくれた。目の奥の鋭さは今も昨日のように思い出せる。 pic.twitter.com/fmj5Qko21R

— 小林大輔 (@kobadaidon) 2018年7月2日