『先日、飲酒による窒息死で父が急死しました』 娘が語った一部始終に、言葉を失う

もめん (@momen_white)さんは先日、Twitter上に大変痛ましいお話を投稿しました。

 
※以下、添付画像としてアップされていた本文です。

先日、私が病気療養のため実家に戻っていた時、父が急死しました。

吐瀉物が気管につまったことによる窒息死でした。

 
その日は父の旧友が集まっての飲み会でした。

高齢で病気がちの父は、アルコールを少量飲んだだけで眠って動かなくなってしまうので、本人には絶対にお酒を飲まないようにと念を押していましたし、父の友人達にも理由を話し、絶対にお酒を飲ませないで欲しいとお願いしていました。

しかし、久しぶりに友人達が集まったので嬉しかったのでしょう。父はお酒を飲んでしまいました。

 
母が父を飲み会へ送って1時間半後、迎えにきて欲しいという電話が父からありました。 母が父を迎えに行き、自宅に戻ったあたりで父は意識を失いました。

頬をいくら叩いても起きず、血圧は上が70以下まで落ちていました。

この時は浅く呼吸をしていましたが、脈をとると不規則に感じたので、私は救急車を呼ぼうと母に何度も言いました。

しかし母は、いつものことだから大丈夫だと言って救急車を呼ぶのをためらいました。

私は結婚して実家を出ている身なので、父の普段の様子をあまり知りません。

私も体調が悪かったため、父を母に任せ、窒息が心配だから絶対に仰向けで寝かせないようにだけ伝えて、私は寝てしまいました。

 
それから夜中になって「お父さん! お父さん!」と母が父を呼ぶ声で目が覚めました。

父の元へ行ってみると「血圧が正常に戻ったからちゃんと布団で寝かせたいけど、全然目を覚まさない」と、母が言いました。

母はずっと寝ずに真夜中数時間もの間、血圧を測りながら父を介抱していました。

私は嫌な予感がして父の呼吸を確認しました。吐いたりしてはいませんでしたが、ゴロゴロという明らかに何かが詰まったような呼吸音でした。

母にそのことを伝えましたが「お父さん、よく痰が詰まるのよ…」と言われたので一瞬安堵しましたが、叩いてもつねっても全く起きず、閉じた瞳にうっすらと涙を滲ませている父を見て私は「もう救急車を呼ぼう!」と、119番に電話をかけました。

簡単に住所と名前、容態を説明した後、さらに父の様子に詳しい母に電話を変わりました。

 
母が救急隊の方と会話をしているうちに父の呼吸が止まりました。

救急隊の方から心臓マッサージをするよう伝えられてオロオロしている母の横で、私は記憶の片隅にあった「うさぎとかめ」を泣きながら歌って心臓マッサージを父に行いました。

生身の人間に心臓マッサージするのは初めてで、記憶にある心臓マッサージの断片的な知識だけが、ひたすらぐるぐる頭を巡って自分が本当にうまくできてるのか 不安で仕方ありませんでした。

一緒にいる母は心臓マッサージの方法なんて知らなかったので、交代もできません。心臓マッサージをしている間、 ゴポッゴポッと何かが逆流する音が聞こえました。

ひたすら救急車が到着するのを強く願っていました。救急車が到着するまでの時間がとてもとても長く感じました。

 
救急車が到着し、懸命に処置をしていただきましたが、それも虚しく父は運ばれた病院で亡くなりました。

病院の先生が「心臓マッサージをしてくれていたおかげで少し脈が戻ったんです」とおっしゃってくださいましたが、それはただの慰めで言ってくださった言葉なのでしょう。

父が帰ってすぐ、オーバーだと思われても無理矢理私が救急車を呼んでいたらとか、きちんと回復体位の姿勢をとらせていればとか、母だけに任せずに私もあの時起きていればとか、心臓マッサージがもっと上手にできていればとか、悔やんでも悔やみきれないことが、たくさんたくさんありすぎます。

 
ただ私が伝えたいのは、お酒が本当に恐ろしいものだということ。ちなみに私の場合はコンディションや飲み方にもよりますが缶チューハイ1本で急性アルコール中毒になります。

お酒を飲むこと、お酒を勧めることを軽いことのように思わないで欲しいのです。お酒を飲んで亡くなったのは父の自己責任もあると思いますし、適切な処置ができなかった私達の責任でもあります。

父のように吐いていなくても、吐瀉物が気管に詰まり窒息死するケースもあります。

 
お酒は人の命を奪うものだということを忘れないで欲しいのです。

そして日頃お酒を勧める立場の方や、ご家族に飲酒する方がいらっしゃる方は、回復体位や心臓マッサージなどの知識をきちんと身につけておくことを強くお勧めします。(原文ママ)

 
もめんさんを襲った喪失感と恐怖が、文章からひしひしと伝わってきます。

無論、彼女だけでなく…お父さんを知るどなたの心にも、はかりしれない後悔が残ったに違いありません。

 
この体験談がどうか多くの方のもとへ届くことを、切に祈ります。

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