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交通事故で小学生の娘を亡くして以来、33年間、登校児童を見守り続けてきた男性が…

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73歳の三原 董充(ただみつ)さんには、悲しい過去がありました。

今より30年以上前、小学生だった大切な娘を、交通事故により亡くしてしまったのです。

 
以来、三原さんは同じ悲劇を二度と繰り返さぬようにと、子どもたちの登校を見守るボランティアに精を出してきました。

しかし…

 
あまりにも、むごすぎる出来事。

30日午前7時すぎ、島根県益田市久々茂町の国道191号線で、横断歩道を渡っていた小学生などの列に軽トラックが突っ込み、3年生の男の子(9)と付き添っていた近くの三原董充さん(73)の2人がはねられました。

警察によりますと、この事故で、男の子が腕などに軽いけがをしたほか、三原さんが頭を強く打って病院で手当てを受けていましたが、三原さんは31日朝になって死亡したということです。

(参照:NHK『登校中の列に軽トラック 付き添いの男性が死亡 島根 益田』)

 
三原さんの長女であり、かつて命を落とした少女の姉である摩弓さんは、NHKの取材に対して答えました。

「父は、二度と事故の被害者が出てほしくないという一心で活動していたし、今でもそう祈っていると思う。父の死を本当にむだにしてほしくない」

 
彼が33年間見守り続けた多くの命。そして身を挺してかばった、たった一つの命。

その尊さを、危険運転を行うすべてのドライバーが顧みてくれるよう、切に願ってやみません。

心より、ご冥福をお祈りいたします。

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